【現役店長が比較&レビュー】アップリカ「クルリラ」3モデルの違い5選

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比較記事
  1. アップリカの人気チャイルドシート「クルリラ」シリーズを解説
  2. クルリラシリーズ比較一覧表
  3. クルリラシリーズの違い5選
    1. 取り付けやすさで選ぶならエックス プラス AB
    2. エックス プラス ABとプライトはサイドターンレバーで乗せ降ろしラクラク
    3. エックス プラス ABはナチュラクッションでベッドのような寝心地&衝撃吸収で安心
    4. エックス プラス ABとプライトはサイドシールドで側面からの衝撃により強い
    5. プラスはリクライニングが7段階可能でいつも快適
    6. 価格はプラス ライトが最安値
  4. クルリラシリーズ共通のおすすめ機能3選
    1. チャイルドシートの最新安全基準R129適合で安心
    2. ISOFIX(アイソフィックス)取付で誰でも確実取り付け
    3. クルリラシリーズのシートカバーは簡単に取り外して洗濯機で丸洗いOK
  5. レビュー:プライトが一番バランスいい
    1. エックス プラス AB
      1. 良かった点:コンパクトで高機能クッションを搭載したハイスペックモデル
      2. イマイチだった点:セパレートシステムの使用感
    2. プライト
      1. 良かった点:エックスプラスABのセパレートシステムなしバージョン
      2. イマイチだった点:フラットにはならない点とサイズが大きい
    3. プラスライト
      1. 良かった点:マシュマロGキャッチのクッション性が安心
      2. イマイチだった点:サイズが大きい
  6. 機能性重視→エックス、コスパ重視→プラス、どっちも→プライトがおすすめ

アップリカの人気チャイルドシート「クルリラ」シリーズを解説

アップリカのクルリラシリーズの購入を検討したいけど、種類が多くて何が違うのか調べるのって大変ですよね

具体的に何が違うの?

しょぱ
しょぱ

ベビー用品専門店店長歴15年のしょぱが、以下の「クルリラ」3モデルの違いを解説します

  • クルリラ エックス プラス AB
  • クルリラ プライト
  • クルリラ プラス ライト AB

この記事を読めば、こんなメリットがあります

  • クルリラ シリーズの違いが分かる
  • チャイルドシートを選ぶ際に、どこを確認すればいいかわかるようになる

結論、あなたが何を重視するかでオススメは変わります

  • 機能性重視→エックス プラス AB
  • 機能性重視だけどセパレートシステムは不要→プライト
  • クルリラシリーズを少しでも安く買いたい方→プラス ライト

今は判断できなくても、この記事を読み終える頃には自分にあったモデルがわかるので安心してください

この記事が少しでもあなたのチャイルドシート選びの手助けになれば幸いです

クルリラ エックス プラス ABは2025年7月にマイナーチェンジしたばかり

前モデル「クルリラ エックス プラス」との比較はこちらの記事で解説してますので、合わせてご覧ください

クルリラシリーズ比較一覧表

商品名クルリラ エックス プラス ABクルリラ プライトクルリラ プラス ライト
発売日2025年7月2023年4月2025年6月
公式価格(税込)7万9200円6万4900円5万7200円
適合安全基準R129 i-SizeR129 i-SizeR129 i-Size
取付方法ISOFIX+サポートレッグISOFIX+サポートレッグーISOFIX+サポートレッグ
対象年齢0~4歳0~4歳0~4歳
サイズ(後ろ向き)W44×D69.5~77×H46~62cmW44×D67.5~78×H51~62cmW44×D72~78×H53.5~65.5cm
サイズ(前向き)W44×D66~72.5×H52~69.5cmW44×D65~71.5×H60~74.5cmW44×D66×H61~77cm
重量13.8kg13.6kg14.1kg
セパレートシステム××
回転レバー位置サイドレバーサイドレバー股下レバー
回転角度360°360°360°
片手回転
クッションナチュラクッションマモールクッションマモールクッション
マシュマロGキャッチナチュラクッション後頭部+ヘッドレスト全面マモールクッション後頭部+ヘッドレスト左右マモールクッション後頭部+ヘッドレスト左右
サイドシールド×
通気性ベンチレーションエアホール採用ベンチレーションエアホール採用
リクライニング前後5段階前後6段階前後7段階
洗濯機使用

クルリラシリーズの違い5選

取り付けやすさで選ぶならエックス プラス AB

商品名エックス プラス ABプライトプラス ライト
サイズ(後ろ向き)W44×D69.5~77×H46~62cmW44×D67.5~78×H51~62cmW44×D72~78×H53.5~65.5cm
サイズ(前向き)W44×D66~72.5×H52~69.5cmW44×D65~71.5×H60~74.5cmW44×D66×H61~77cm

チャイルドシートのサイズは他に乗る方の乗り心地や利便性に影響します

さらに圧迫感だけでなく、取り付けやすさにもかかわってきます

サイズが大きいほどドアに接触しないよう慎重に作業する必要があって大変

3モデルのサイズの違いはほぼありませんが、エックス プラス ABは低くて使いやすい設計です

しょぱ
しょぱ

チャイルドシートが高くなるほど天井との間隔が狭くなり、乗せ降ろしが大変になります

車高の低い車の方は、高さの低いチャイルドシートが使いやすいでしょう

商品名エックス プラス ABプライトプラス ライト
重量13.8kg13.6kg14.1kg
セパレートシステム××

チャイルドシートの重さも取り付けやすさに影響します

3モデルで最軽量はプライトですが、取り付けやすいのはエックス プラス ABです

それはエックス プラス ABがセパレート式チャイルドシートだから

セパレート式とは、チャイルドシート本体とベース部分が分離する構造のこと

セパレート式チャイルドシートは本体とベースを分けて取り付け、付け替えできるので軽くて便利

しょぱ
しょぱ

ベースのみの重さは7kgなので、他の2モデルの約半分の重さで取付できます

ISOFIX式チャイルドシートの重さの平均は約13~14kgなので、プライトとライトも平均的な重さですが、腕力に自信がない方、頻繁に付け替えを予定している方はエックスがおすすめです

エックス プラス ABとプライトはサイドターンレバーで乗せ降ろしラクラク

商品名エックス プラス ABプライトプラス ライト
回転角度360°360°360°
片手回転
回転レバー位置サイドレバーサイドレバー股下レバー
回転ロック簡易ロック前向き防止ロック

出典:Aprica

3モデルとも片手でスムーズに360°回転できますが、ターンレバーの位置が異なります

おすすめはエックス プラス ABとプライトに採用のサイドターンレバー

レバーまでの距離が近い方がスムーズに回転できるからです

プラス ライトのレバーは股下の一般的なタイプ

操作も簡単でスムーズですが、利便性を求めるならサイドターンレバーの方が快適です

しょぱ
しょぱ

股下レバーと距離の差はわずか約30cmですが、お子さんを片手に抱いた状態で操作するときの30cmの差は大きいです

特に背の低い方や腕力に自信のない方はサイドターンレバーのエックス プラス ABやプライトを検討しましょう

出典:Aprica

エックス プラス ABはシートをドア側に回すと簡易ロックされるので乗せ降ろし時に便利です

さらにバックル(お子さん用シートベルト)のタングがマグネットでくっつきやすい仕様

しょぱ
しょぱ

個人的にはマグネットの恩恵はそこまで感じませんでした

  • 乗せ降ろしの快適性にこだわりたい方→エックス プラス AB
  • サイドターンレバーがあれば十分な方→プライト
  • 乗せ降ろしの快適性の優先度が高くない方→プラス ライト

エックス プラス ABはナチュラクッションでベッドのような寝心地&衝撃吸収で安心

商品名エックス プラス ABプライトプラス ライト
回転角度ナチュラクッションマモールクッションマモールクッション
片手回転ナチュラクッション後頭部+ヘッドレスト全面マモールクッション後頭部+ヘッドレスト左右マモールクッション後頭部+ヘッドレスト左右

出典:Aprica

エックス プラス ABのナチュラクッションは未熟な赤ちゃんの体を包み込むような設計なので、首が前に倒れにくく、お子さんの楽な呼吸をサポートしてくれます

また万一の事故の際は、衝撃を分散するように自動で形を変える優れもの

プライトとプラスが採用しているマモールクッションもお子さんの安定した姿勢を保ち、お子さんを包みこんで守ってくれるので安心して使用できます

出典:Aprica

3モデル共に搭載の衝撃吸収クッション「マシュマロGキャッチ」についても、エックス プラス ABが最も多く使用されています

ナチュラクッションやマモールクッション内のマシュマロGキャッチは共に頭部中央に内臓されています

一方ナチュラクッションやマモールクッションを外した生後6か月以降の搭載位置は異なります

  • エックス プラス Ab→頭部全体
  • プライト、プラス ライト→頭部左右のみ

前向きでの使用を開始すると頭部中央クッションの必要性は少なくなります

前向き使用の目安は生後15ヶ月または身長76cm以上ですが、安全性の観点から可能な限り4歳に近い年齢まで後ろ向きの使用が推奨されています

しょぱ
しょぱ

できるだけ長く後ろ向きで使用する予定の方は、頭部中央にもクッションが搭載されているメリットが大きいです

エックス プラス ABとプライトはサイドシールドで側面からの衝撃により強い

商品名エックス プラス ABプライトプラス ライト
サイドシールド×

出典:Aprica

3モデルすべて最新の安全基準R129に適合していますが、側面からの衝撃への強度に差があります

エックス プラス ABとプライトに採用のサイドシールドは頑丈なプロテクターで、ドア側からの衝撃を軽減してくれます

サイドシールドはメーカーや商品ごとにサイズや形状が異なります

  • サイズが小さい→頭部をメインに保護
  • サイズが大きい→腰や胴体まで保護
しょぱ
しょぱ

クルリラのサイドシールドはコンパクトなので、頭部をしっかり保護してくれます

プラスはリクライニングが7段階可能でいつも快適

商品名エックス プラス ABプライトプラス ライト
リクライニング調整前後5段階前後6段階前後7段階

リクライニング機能はお子さんの乗り心地に影響します

角度を細かく調整できることで、「正しい軌道の確保」や「衝突時の安全性の最大化」という効果があります

眠っているとき→深めでぐっすり、起きているとき→浅めで外の景色が見れるように調整することでお子さんも快適です

しょぱ
しょぱ

実際に触ってみると1~2段階の差は気づかない方も多いので、5段階あれば困らないと思います

価格はプラス ライトが最安値

商品名エックス プラス ABプライトプラス ライト
公式価格(税込)7万9200円6万4900円5万7200円

公式価格を比較すると、最安値のプラスライトと最高値のエックス プラス ABの差額は2万2千円

これまでの違いを比較してエックス プラス ABやプライトの性能に魅力を感じなかった方、少しでも安くクルリラシリーズを手に入れたい方はプラス ライトでも十分安全に使用できます

価格については通販サイトで購入すれば、公式価格より数千円安く購入できることも

セール期間を活用すれば、たくさんポイントもゲットできてさらにお得

上位モデルがほしいけど価格がネックになっている方は、普段あなたが利用している通販サイトで一度価格を確認してみましょう

クルリラシリーズ共通のおすすめ機能3選

  • チャイルドシートの最新安全基準R129適合で安心
  • ISOFIX取付で誰でも確実取り付け
  • カバーは洗濯機使用◎でいつも清潔

チャイルドシートの最新安全基準R129適合で安心

出典:Aprica

「クルリラ」シリーズはどれもチャイルドシートの最新安全基準R129に適合しています

2023年9月から適応されている安全基準を満たしているので、側面からの衝突にも配慮された安心設計です

最新基準R129についてはこちらの記事で詳しく解説してますので、気になる方はどうぞ

ISOFIX(アイソフィックス)取付で誰でも確実取り付け

出典:Aprica

最新安全基準R129ではISOFIXでの取付が原則です

ISOFIXとはチャイルドシートの専用コネクターを車に内蔵されているバーに差し込む取り付け方法のことで、チャイルドシート取り付け時のミスユース(取付が不完全な状態)を防げます

JAFの調査によると、従来のシートベルト固定では約30%の方の取り付けでミスユースが発生していたそうです

しょぱ
しょぱ

確実に取付できているかわかるので、安心して運転に集中できますね

ISOFIXについてはこちらの記事で詳しく解説してますので、購入前に確認しておきましょう

クルリラシリーズのシートカバーは簡単に取り外して洗濯機で丸洗いOK

出典:Aprica

クルリラシリーズのシートカバーは簡単に取り外して洗濯機で洗えます

チャイルドシートはお漏らしや吐き戻し、食べこぼしなど汚れはつきもの…

しょぱ
しょぱ

忙しいママさんパパさんは助かりますね

レビュー:プライトが一番バランスいい

3モデルを実際に店舗で触ってみた、しょぱの感想をまとめました

エックス プラス AB

良かった点:コンパクトで高機能クッションを搭載したハイスペックモデル

  • コンパクトで軽自動車でも使いやすそう
  • ナチュラクッションで新生児期はフラットに近い体勢で乗せられる
  • サイドターンレバーで回転スムーズ

見た目がコンパクトで、車高の低い車でも使いやすそうだと感じました

ナチュラクッションを使用する0~6か月頃はほぼフラットに近い角度で乗せられます

しょぱ
しょぱ

「ベッド型チャイルドシートは嫌だけど、フラットに近い角度で乗せてあげたい」という方にピッタリです

サイドターンレバーもスムーズで、各機能がハイスペックな商品でした

イマイチだった点:セパレートシステムの使用感

  • セパレートシステムの使用感がいまいち
  • 肩パッドカバーが外れやすい

セパレートシステムについては本体とベースの着脱がもう少しスムーズだと使いやすいと感じました

シートをベースから取り外すには、以下の2工程が必要です

  1. ベースの取り外しレバーを押してシートを少し持ち上げる
  2. シート本体または肩ベルトを持って持ち上げる

同じくセパレートシステムを使用しているコンビの「THE S」の場合、シート両サイドのグリップを握って持ち上げるだけで着脱できるので、THE Sの方がスムーズに着脱できました

しょぱ
しょぱ

頻繁にセパレートシステムを利用する予定の方は、THE Sの方がおすすめです

セパレートシステムの使用頻度が高くない方には、マイナスポイントにならないと思います

汚れやすい肩パッドカバーは面ファスナー仕様で取り外し簡単ですが、少し外れやすく感じました

プライト

良かった点:エックスプラスABのセパレートシステムなしバージョン

  • サイドターンレバーで回転スムーズ
  • クッション性や安全機能も充実した優良モデル

サイドターンレバーが快適でした

クッションもナチュラクッションほどではないものの、マモールクッションも高いクッション性を備えており、マイナスに感じる点はほぼありませんでした

イマイチだった点:フラットにはならない点とサイズが大きい

  • エックス プラス ABほどフラットにはならない
  • ほろをつけると車種によっては後方が見えづらくなる

アップリカのチャイルドシートといえばフルフラットになるベッド型が有名なので

ベッド型やフラットに近い角度で乗せたい方には、リクライニング角度が少し物足りないかも

しょぱ
しょぱ

一般的なチャイルドーシートと同じくらいの角度なので、使用に支障はありません

ほろ(日よけ、サンシェード)をつけるとかなり大きく感じました

軽自動車やコンパクトカーでは後方が見えづらくなるかもしれません

しょぱ
しょぱ

十分な視野が確保できない場合は、ほろの代わりに車用カーテンを使用しましょう

プラスライト

良かった点:マシュマロGキャッチのクッション性が安心

  • リクライニング7段階で細かな調整が可能
  • フットステップで姿勢が安定

リクライニング機能はシリーズ最多の7段階で、足元にリクライニング段階が表示されてわかりやすいです

しょぱ
しょぱ

お子さんの様子に合わせて細かくリクライニング調整したい方には便利です

出典:Aprica

フットステップが搭載されているので、お子さんが成長して前向きで乗るようになると姿勢が安定しやすいです

イマイチだった点:サイズが大きい

  • サイズが大きい

プライト同様ほろを使用した際のサイズが大きく、車種によっては後方が見えづらくなる可能性があります

機能性重視→エックス、コスパ重視→プラス、どっちも→プライトがおすすめ

今回はアップリカのクルリラシリーズ3モデルを比較して紹介しました

それぞれの特徴を比較したうえで、あなたが重視する内容でオススメは変わります

  • 安全性はもちろん取付や乗せ降ろしの快適性にもこだわりたい方→エックス プラス AB
  • エックス プラス ABは魅力的だけどセパレートシステムは不要な方→プライト
  • できるだけ出費を抑えたい方→プラス ライト

結局どれを選んだらいいかわからない方には、プライトがバランスがよくておすすめです

もし価格がネックで上位モデルの購入が難しいと感じる方は、ネットでの購入がおすすめ

公式サイトより数千円安く買えることもあり、セール期間を利用すればポイントもゲットできてさらにお得です

エックス プラス ABは2025年7月にマイナーチェンジしたばかり

今なら前モデルのエックス プラスが型落ちとして安く買えるかも↓

マイナーチェンジの詳細はこちらの記事で解説してますので、参考にご覧ください

不明な点や質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください

大切なお子さんの命を守るチャイルドシート選びを全力でサポートさせていただきます

使用頻度が高い人ほど、チャイルドシートの使用感は日々の生活満足度にも影響します

ぜひしっかり調べて納得したチャイルドシートを見つけてください

最後までご覧いただき、ありがとうございました

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