エールベベのチャイルドシート「KURUTTO」2モデルの違いを解説

チャイルドシート選びを始めたけど、メーカーや種類が多くて何が違うのか調べるのが大変…
高額な買い物なので、納得して自分に合ったチャイルドシートを購入したいですよね

この記事ではエールベベのクルット「スライドF」と「R ザ・ファースト2」の違いをベビー用品専門店店長歴15年のしょぱが解説します
この記事を読めば、こんなメリットがあります
結論、乗せ降ろしの快適性から「スライド」をおすすめします
退院初日からずっと使うチャイルドシートだから納得したものを購入したいですよね
この記事が少しでもあなたのチャイルドシート選びの参考になれば幸いです
この記事では「クルット スライドF」→スライド、「クルットR ザ・ファースト2」→Rとして紹介します


「スライド」と「R」の違い7選
「スライド」はラクノセスライド+サイドクルットレバーで乗せ降ろしラクラク

出典:クルット スライド 新安全基準R129適合 新生児から使える日本製回転式ISOFIXセパレートチャイルドシート | 日本製チャイルドシート エールベベ AILEBEBE 公式サイト
「スライド」は乗せ降ろしの際にシートがドア側に10㎝スライドする「ラクノセスライド」機能で楽な姿勢で乗せ降ろしできます

出典:クルット スライド 新安全基準R129適合 新生児から使える日本製回転式ISOFIXセパレートチャイルドシート | 日本製チャイルドシート エールベベ AILEBEBE 公式サイト
さらにシートをスライドした状態でも左右に30°ずつ角度調整できるので、狭い駐車スペースでの乗せ降ろしも安心です

スライド機能が腰への負担を軽減して非常に便利です

出典:クルット スライド 新安全基準R129適合 新生児から使える日本製回転式ISOFIXセパレートチャイルドシート | 日本製チャイルドシート エールベベ AILEBEBE 公式サイト
回転レバーの位置もかなり重要
実際の乗せ降ろしは片手にお子さんを抱いた状態でレバーを回すので、少しでも楽に回転できるものがおすすめです
- スライド…サイドレバー
- R…股下レバー
どちらも片手でスムーズに回転できますが、サイドレバーの「スライド」がよりおすすめ

サイドレバーと股下レバーの差はわずか30cmですが、赤ちゃんを抱いた状態でのこの30cmは大きな差です
特に背の低いママさんには手が届きやすいサイドレバーの「スライド」がおすすめです
「スライド」はセパレート式チャイルドシートで取り付け簡単

出典:クルット スライド 新安全基準R129適合 新生児から使える日本製回転式ISOFIXセパレートチャイルドシート | 日本製チャイルドシート エールベベ AILEBEBE 公式サイト
スライドはセパレート式チャイルドシートなので取り付けが簡単
セパレート式とはチャイルドシート本体と車への取付ベースが分離する構造のこと
セパレート式にはこんなメリットがあります
特に2台以上の車でチャイルドシートをシェアする予定の方は、セパレート式の「スライド」の方がスムーズに付け替えできて快適です
スライド | R | |
総重量 | 16.2kg | 15.5kg |
ベースの重量 | 8kg | – |
チャイルドシートの重さは取り付けや付け替えのしやすさに影響します
ISOFIXチャイルドシートの重さの平均は約13~14kgなのでクルットシリーズは少し重め
でも「スライド」なら本体とベースを取り外して、ベースだけで取り付けできるから安心です

「スライド」用ベースの重さは8kgなので、「R」のほぼ半分の重さで取付できますよ
一方「R」は本体とベースが一体式で15.5kgと重たいので取り付けは少し大変ですが、
はそこまで気にしなくていいです

出典:クルット R 新安全基準R129適合 新生児から使える日本製回転式ISOFIXチャイルドシート | 日本製チャイルドシート エールベベ AILEBEBE 公式サイト
「R]にはアラームレッグが採用されており、サポ-トレッグの取付をサポート
サポートレッグが正しく設置できていない場合にアラーム音で警告してくれます

ミスユース(誤った取付)防止になって安心して使用できます
取付の快適性なら「スライド」、確実性なら「R」がおすすめです
「スライド」はアクティブヘッドクッションで万一の際にも頭部を保護

出典:クルット スライド 新安全基準R129適合 新生児から使える日本製回転式ISOFIXセパレートチャイルドシート | 日本製チャイルドシート エールベベ AILEBEBE 公式サイト
「スライド」に採用されているアクティブヘッドクッションが頭部をサポート
万一の衝突時に瞬時に折りたたまれることで頭部の厚みを増してお子さんの頭を保護してくれます

出典:クルット R 新安全基準R129適合 新生児から使える日本製回転式ISOFIXチャイルドシート | 日本製チャイルドシート エールベベ AILEBEBE 公式サイト
「R」の「ビッグヘッドクッション」も十分な厚みでしっかりお子さんの頭部を保護してくれます
万一に備えて万全な機能をお求めの方には「スライド」をおすすめします
「スライド」の方が低くてコンパクトカーにも便利

スライド | R | |
サイズ | W44cm×D65cm×H54cm | W44cm×D64cm×61.7cm |
サイズは「スライド」の方が高さが6cm低いので、車高の低い車で使用する予定の方にはおすすめ

チャイルドシートが高くなるほど天井とのスペースが狭くなるので乗せ降ろしが大変になります
軽自動車や車高の低い車でチャイルドシートを使用する予定の方には、高さが低い「スライド」の方が快適に乗せ降ろしできると思います
「スライド」の方が成長に合わせた調整ができてお子さんも快適
リクライニング | スライド | R |
後ろ向き | 5段階 | なし |
前向き | 5段階 | 3段階 |
どちらも対象年齢は0~4歳頃までですが、「スライド」の方がお子さんの成長に合わせた細かな調整ができます
リクライニングは「R」が前向きのみ3段階に対して、「スライド」が後ろ向き、前向き共に5段階調整可能
細かく調整できることで「正しい軌道の確保」や「衝突時の安全性の最大化」という効果があります

眠っているとき→深めでぐっすり、起きているとき→浅めで外の景色が見れるように調整することでお子さんも快適です
リクライニングが細かく調整できる「スライド」の方が安全性が高いといえます
ヘッドレスト調整 | スライド | R |
段階数 | 8段階 | 7段階 |
ヘッドレストも「スライド」の方が1段階細かく調整できますが、1段階の差はほぼ変わりません
シーンやお子さんの成長に合わせて細かく調整してあげたい方には「スライド」がおすすめです
シートの素材は「スライド」通気性◎、「R」抗菌力◎
シートの素材はそれぞれ特徴が異なります
スライド

出典:クルット スライド 新安全基準R129適合 新生児から使える日本製回転式ISOFIXセパレートチャイルドシート | 日本製チャイルドシート エールベベ AILEBEBE 公式サイト
通気性とクッション性に優れたメッシュ生地で従来よりも目が細かく、肌触りも優しい素材です
目が細かいことでゴミも詰まりにくいメリットがあります
R

出典:クルット R 新安全基準R129適合 新生児から使える日本製回転式ISOFIXチャイルドシート | 日本製チャイルドシート エールベベ AILEBEBE 公式サイト
銀イオンの力で約99%の除菌効果を発揮します
舐めても安心な欧州玩具基準をクリアしたふわふわワッフル調生地で優しい肌触りです
通気性を重視する方→スライド、優しい肌触りを重視する方→Rがそれぞれおすすめです
価格は「R」の方が1万1000円安い
スライド | R | |
公式価格 | 8万6900円 | 7万5900円 |
公式価格は「R」の方が1万1000円安いです
乗せ降ろしの快適性や安全性がより高いのは「スライド」ですが、「R」も十分安全・快適に使用できるモデルです
少しでも出費を抑えたい方、スライドだと予算オーバーな方は「R」の購入を検討しましょう
通販サイトで購入すれば公式価格より数百~数千円お得に購入できることも
さらに各サイトのセール期間を利用すれば大量のポイントもゲットできて大変お得です
普段あなたが利用している通販サイトの情報を確認してお得にチャイルドシートを購入しましょう


スライドとRのおすすめ共通機能6選
最新安全基準R129適合

クルットシリーズはすべて最新安全基準R129に適合
従来の正面からの衝突に加えて側面からの衝突にも対応しているので、より安全性が高い商品です
ISOFIX取り付けで誰でも確実取り付け
最新基準R129ではISOFIXでの取付が原則です
チャイルドシートの専用バーを車に内蔵されているバーに差し込むことで、チャイルドシート取り付け時のミスユース(取付が不完全な状態)を防げます

JAFの調査によると、従来のシートベルト固定では約30%の方の取り付けでミスユースが発生していたそうです
ISOFIXなら確実に取付できるので、安心して運転に集中できますね
ジャンピングハーネス&ラクノセパッドで快適乗せ降ろし

出典:クルット R 新安全基準R129適合 新生児から使える日本製回転式ISOFIXチャイルドシート | 日本製チャイルドシート エールベベ AILEBEBE 公式サイト
お子さんを乗せる際に肩ベルトやバックルが隠れてしまうと面倒…
クルットシリーズはジャンピングハーネス&ラクノセパッドを採用
で乗せ降ろしのわずらわしさを解消してくれます
フルカバー&ワイドサンシェードで風や埃からガード
シート全体をすっぽり覆える大きなサンシェードでお子さんをエアコンの風や埃から守ってくれます
サンシェードの素材はどちらも「UPF50+」と最高レベルの紫外線防止効果
UVカット率もスライド…98%、R…99%と高く、強い日差しからお子さんを守ってくれます

サンシェードを使用すると車種によっては前の座席やドアに干渉してスムーズに回転できなかったり、後方が見えずらくなることも…
個人的にサンシェードより車用カーテンの使用をおすすめします
私はこちらを使用してました

さらっとエアホール

出典:クルット R 新安全基準R129適合 新生児から使える日本製回転式ISOFIXチャイルドシート | 日本製チャイルドシート エールベベ AILEBEBE 公式サイト
本体背面の通気孔が背中のムレを軽減してくれます
大人の2~3倍汗をかくといわれる赤ちゃんの肌にうれしい機能です
ウォッシャブルカバーでいつも清潔

出典:クルット R 新安全基準R129適合 新生児から使える日本製回転式ISOFIXチャイルドシート | 日本製チャイルドシート エールベベ AILEBEBE 公式サイト
シートのカバーは簡単に外せて洗濯機で丸洗いOK
清潔な状態を楽にキープできます

赤ちゃんはお漏らしや吐き戻し、食べこぼしなどシート汚れはつきもの
洗濯機で簡単に洗えると安心ですね
お子さん&ママさんパパさんの快適性を求めるならスライドがおすすめ
今回はエールベベのチャイルドシート「クルット」シリーズの2モデル「スライド」と「R]について解説しました

操作の快適性に優れた「クルット スライドF」がおすすめです

一方出費をできるだけ抑えつつ高機能クッションのチャイルドシートを購入したい方はRを検討してみましょう

どちらも機能性、安全性に優れたチャイルドシートです
「スライド」に惹かれてセパレート式チャイルドシートが気になった方は、同じくセパレート式のコンビの「THE S」やアップリカの「クルリラ」シリーズについても解説してますので、参考にしてください
不明な点や質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください
あなたのチャイルドシート選びを全力でサポートさせていただきます
最後までご覧いただきありがとうございました
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