チャイルドシートに何を求めるかでオススメする企業は異なる

チャイルドシートといえば出産準備用品の中で最も悩むものの一つですよね
メインの移動手段が車の方は、赤ちゃんの退院日までにチャイルドシートを準備する必要があります
ただ、多くの店舗で様々な種類の商品が販売されており、妊婦さんがチャイルドシートを購入するために多くの店舗を見て回るのは大変ですよね

どこに見に行けばいいんだろう?

ベビー用品専門店で15年以上店長を経験している私「しょぱ」が、主要ベビー用品店のチャイルドシート取扱い情報をまとめて解説します
この記事では、チャイルドシートを取り扱う主要5社の取り扱い情報について解説します
この記事を読めば、
結論、見に行ける距離にあるなら、少なくともアカチャンホンポと西松屋は見に行くことをおすすめします
理由はこの2社で一通りのチャイルドシートの種類、価格帯を網羅できるからです
子どもの命を守るチャイルドシート、自分に合ったチャイルドシートを購入して赤ちゃんを迎えてあげましょう
赤ちゃんとのドライブは絵本でコミュニケーションをとるのがオススメ!

主要5社の店舗でのラインナップをランキングにして解説
順位 | 企業名 | 店舗数 | 展示数 | 価格帯 | 取付練習 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | アカチャンホンポ | 120 | 18 | 3~8万円 | ◎ | 幅広いラインナップ |
2 | 西松屋 | 1100 | 12 | 1.6~4.5万円 | × | 低価格 |
3 | ベビーザらス | 150 | 27 | 2~9.5万円 | ◎ | 展示数最多 |
4 | バースデイ | 330 | 8 | 1.4~5万円 | △ | カルートが最安値 |
5 | イオン | 200 | 12 | 5~8.5万円 | ◎ | コンビ、アップリカ中心 |
2025年5月時点の調査結果を基に作成
ここからは主要5社のチャイルドシート取り扱いについて、私しょぱの独断と偏見で見に行くべき企業をランキングにして解説します
1.アカチャンホンポ
アカチャンホンポは妊娠・出産・育児にかかわる多種多様な商品を、オリジナル商品からメーカーの人気アイテムまで豊富に取りそろえ、素材や使い心地をできる限りお試しできるベビー用品専門店です
各売場が生活シーンごとに分けられており、その場面ごとに必要なものをイメージしやすいので、スムーズな買い物ができて非常に便利なお店です
こんな方におすすめ
最初に見に行くならアカチャンホンポをおすすめします
理由は、コンビ、アップリカなどの主要メーカーはもちろん、ドイツの人気メーカー「サイベックス」や日本のチャイルドシート専門メーカー「リーマン」なども取り扱っており、ラインナップの豊富さが魅力です

価格帯も3~8万円とバランスよく取り扱っており、取り扱い商品や価格帯が今回調査した5社の中で最もバランスがいいと感じました
店舗に練習用の座席があり、取り付け方を説明してもらえる点も新米ママさん、パパさんには安心ポイント
唯一のマイナスポイントは店舗数の少なさです
2025年5月時点で全国に約120店舗展開されていますが、秋田県、福島県、岩手県、山形県、三重県、徳島県、高知県、鳥取県、長崎県の9県には出店がされていません
お住まいの地域によっては、気軽に見に行ける距離に店舗がない可能性があるので、一度最寄りの店舗を検索してみましょう
アカチャンホンポで展示されていたコンビの「クルムーヴ」シリーズや「THE S」シリーズについては、こちらの記事で詳しく解説しています
2.西松屋
西松屋は日常のくらし用品を幅広く、より安く、より便利に提供するベビー用品最大のチェーン店です
オリジナルブランドの「スマートエンジェル」を中心に、手ごろな価格の商品を中心に取り扱っています
こんな方におすすめ
次にオススメなのが西松屋
西松屋の魅力は圧倒的な安さ
今回調査した中では最安値のラインナップでした

自社製品のスマートエンジェルだけでなく、人気メーカーのコンビやアップリカ製品も低価格帯を取り扱っており、「人気メーカーでリーズナブルな商品がほしい」方にもオススメです
こちらは全国約1,100店舗展開しており、アクセスのしやすさも便利なポイントです
マイナスポイントは取り付け練習用シートが準備されていないこと
店員さんに話を聞くと、展示品を自分の車に取り付けてみていいと言ってくれましたが、他社さんのように店内で練習ができると便利だなと思いました
まずアカチャンホンポやベビーザらスで取り付け方や基本的な知識を得たうえで、見に行くのがオススメです
3.ベビーザらス
トイザらス・ベビーザらスは、国内外の信頼できるメーカーの商品を豊富に取り揃えている国内最大級の玩具・ベビー用品店です
こんな方におすすめ
今回私が調査した店舗では最多の27点のチャイルドシートが展示されていました

人気メーカーのコンビやアップリカの商品が豊富で、いろんな商品を触って比較できて便利でした
取付練習用シートも準備されており、1位のアカチャンホンポが近くにない方はベビーザらスを代わりに見に行くことをオススメします
3位とした理由は、ラインナップがコンビ、アップリカ、エールベベの3社に偏っていること、高価格帯中心のラインナップであったことです
上記3社に絞って商品を検討中の方や、価格よりも機能の充実した商品をお探しの方はベビーザらスが最も満足できると思います
トイザらスで展示されていたアップリカの人気商品「クルリラ」シリーズについては、こちらで解説してます
4.バースデイ
バースデイはしまむら系列の現在全国に330店舗を出店しているベビー用品専門店です
こんな方におすすめ
自社ブランドの「クレイドル」を中心にリーズナブルなラインナップで、今回調査した0~4歳が対象のベビー&チャイルドシートではこちらの「カルート」本体価格14,000円が最安値でした
価格帯やラインナップは西松屋と似た構成で、リーズナブルな商品をお探しの方にオススメです

売場面積の広い一部店舗では練習用シートも準備されており、取り付け方の説明も行ってくれます
説明を希望する方は、事前に店舗に問い合わせるといいでしょう
4位とした理由は、今回調査した5社の中では展示点数が8点と最も少なかったことです
近くにバースデイがある場合を除き、まずは店舗数が多くてアクセスしやすい西松屋を見たうえで、バースデイを見てみると比較しやすいと思います
5.イオンモール
大型ショッピングモール内でもベビー用品を取り扱っているコーナーでチャイルドシートを販売しています
こんな方におすすめ
ショッピングモール内なので買い物ついでにチャイルドシートを見ることができて便利です

普段ショッピングモールで買い物をする機会が多い方は気軽に立ち寄れますね
5位とした理由は、ラインナップがコンビ、アップリカに偏っていることです
ベビーザらスの展示点数を少なくしたような売場なので、コンビ、アップリカを検討中の方で近くにベビーザらスがない方にはイオンモールをオススメします
8割以上の人が実物を見てからチャイルドシートを購入している

出典:子育て世帯における「チャイルドシート」購入 市場調査2024
チャイルドシートはネットでも多くの商品が販売されており、必ずしも店舗で買う必要はありません

チャイルドシートは実際のサイズや使い勝手が日々の生活満足度を大きく左右するので、ネット購入を検討中の方でも最低1回は店舗で実物を見ておくことをオススメします
コズレさんの調査によると先輩ママさん、パパさんの8割以上が実物を見てから比較・検討したという調査結果があります
チャイルドシートを店舗で購入するメリット

実際のサイズ・重量が分かる
チャイルドシートは実際に取り付けてみると、「思ったより大きい」「重たくて取り付けが大変だった」などの問題が発生しやすいです
そのギャップを埋めるためにも、店舗で実物を見てサイズや重量を事前に確認することをオススメします
を事前に確認しておきましょう
取り付け方・操作方法が確認できる
チャイルドシートは取り付け方がメーカーや商品によって多少異なります

現在のチャイルドシートはISOFIXが主流になってきており、シートの取り付け方だけでなく、回転方法やリクライニングの操作方法も異なるので注意が必要です
ネットで検索すれば取り付け方動画などもたくさん準備されていますが、操作に自信がない方や確実に取り付けたい方は、店舗の商品を触りながら操作方法を事前に確認すると、購入後もスムーズな取り付け ・操作ができて安心です
店員さんに説明を聞ける
店員さんに直接確認できるのも大きなメリットです
自分に合うチャイルドシートがわからないときや商品の操作方法がわからない場合は、店員さんに相談してみるとアドバイスをもらえるかもしれません
また新生児用チャイルドシートは購入前に車種の適合確認が必要です
ネットで購入する場合は確認せずに購入してしまうケースが考えられますが、店舗だと店員さんが確認してくれるので、取り付けできない商品を購入してしまうリスクを減らすことができます

「2列目の窓側は取り付けできるけど3列目には取付できない」など座席によっても取り付けできるかは異なります
チャイルドシートを設置予定の座席に取付できるかを確認しましょう
ネット購入のメリット

お得に購入できる
一般的に店頭で購入するよりAmazonや楽天などの通販サイトで購入した方が数千円安く購入できる場合があります
さらにAmazonプライムセールや楽天お買い物マラソンなどのセールをうまく利用すれば数百円~数千円のポイントを得ることもできるので、お得に買い物ができます
少しでも安く、お得に購入したい方は、セール情報を事前に調査していつ購入するのがお得になるか確認しておきましょう

チャイルドシートは似た商品名のものが多いので、しっかり確認したうえで購入しましょう
送料無料の場合が多い
店舗で購入したチャイルドシートを配送すると別途送料を払う必要があります
一方で通販サイトや公式サイトで購入すると、一定の条件を満たせば送料無料で自宅まで届けてくれる企業もあります
アパートやマンションの2階以上にお住まいの方や、妊婦さんで持ち帰る手段に困る方は店舗で検討→ネット購入という流れが便利です

店舗によっては購入した商品の一時預かりや取り置き→後日受取で対応してくれるケースもありますので、店員さんに相談してみましょう
各公式サイトのチャイルドシートに関する送料はこちら
企業名 | 送料無料 | 無料条件 | 備考 |
---|---|---|---|
アカチャンホンポ | ◎ | 税込5,500円以上 | 沖縄は5,500円以上でも送料3,300円 |
西松屋 | ◎ | 税込3,980円以上 | なし |
ベビーザらス | ◎ | 税込4,980円以上 | なし |
バースデイ | × | チャイルドシートは 対象外 | 外装箱3辺の和で 2,200~5,500円 |
イオン | △ | チャイルドシートは 対象外 ジュニアシートは税込5,500円以上 | 送料2,200円 |
実際に見て触って納得のチャイルドシートを見つけよう
今回は、主要5社のチャイルドシート取り扱いを比較検討しました
しょぱ的独断ランキングは以下の通りです
- アカチャンホンポ
- 西松屋
- ベビーザらス
- バースデイ
- イオン
今回の調査は「まだチャイルドシートについて何もわからない」「どこでどんな商品を取り扱っているかわからない」といった方向けにランキング化しています

無理なく行ける範囲に店舗がある前提でランキング化しています
近くに行きたい店舗がない場合は、まずは近くの店舗をいくつか見てみましょう
それだけでもある程度購入したいメーカーや価格帯が絞れると思います
人気メーカーを知りたい場合はこちらの記事で解説してます
遠くの店舗を見に行く場合は、ある程度自分のほしいメーカーや商品が絞れたうえで、候補の商品が展示されているなら検討してもいいと思います
下調べなしで行くと、「わざわざ遠くまで見に来たのに近場のお店とほぼ同じラインナップだった…」ということになるかもしれません
もちろんベビー用品店はチャイルドシートだけでなく様々なベビー用品が販売されており、他の商品を見て回るだけでも楽しいと思いますので、体調に配慮して検討してみましょう
普段の移動手段が車の方にとってチャイルドシートはお子さんが生まれたら毎日のように触るものです
納得した商品を見つけるためにも、実際にお店で商品を触ってみることをオススメします
ご質問やご意見があればお問い合わせからお気軽にご相談ください
皆さんのチャイルドシート選びを全力でサポートさせていただきます
最後までご覧いただき、ありがとうございました
赤ちゃんとのドライブは絵本でコミュニケーションをとるのがオススメ!

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