ゼクシーbabyの口コミランキングで8年連続No.1の大人気シリーズTHE Sの最新モデル「ZG」が2025年10月に発売されました
2024年11月に発売された現行モデル「ZF」の登場から11か月ぶりのマイナーチェンジです

新しくなって何が変わったの?

ベビー用品専門店で店長歴15年のしょぱが、
THE S「ZG」と「ZF」の違いを解説します
この記事を読めば最新モデルと旧モデルの違いがわかるので、THE Sの購入を検討している方がどちらを購入すべきか選べるようになります
結論、ZGになって変わったのは以下の3点です
最新のZGがおすすめの方
- せっかく購入するなら最新モデルを購入したい方
- お子さんの快適性や安全性にこだわりたい方
旧モデルZFがおすすめの方
- 旧モデルでも十分ハイスペックで満足だと思う方
- 型落ちモデルとしての値下がりを期待する方
チャイルドシートは高額だし、出産したら毎日のように使うものだから納得して購入したいですよね
この記事が少しでもあなたのチャイルドシート選びの参考になれば幸いです
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THE S(ザエス) ZGとZFのスペック一覧表
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| 商品名 | THE S(ザ・エス)R129 エッグショック ZG スタンダードモデル | THE S(ザ・エス)R129 エッグショック ZF スタンダードモデル |
| 公式価格(税込) | 7万9200円 | 7万9200円 |
| 適合安全基準 | R129 i-Size | R129 i-Size |
| 取付方法 | ISOFIX+サポートレッグ | ISOFIX+サポートレッグ |
| 使用期間 | 0~4歳 | 0~4歳 |
| サイズ | 後向き時)W44×D68~81×H63~74cm (前向き時)W44×D67×H65~82.5cm | 後向き時)W44×D68~81×H63~74cm (前向き時)W44×D67×H65~82.5cm |
| 重量 | 13.7kg | 13.7kg |
| トラベルシステム対応 | ◎ | ◎ |
| インナークッション | New! フラットクッション | コンフォートフラットキューブ |
| エッグショッククッション搭載 | New! 頭部中央+両側面 | ヘッドクッション+頭部中央 |
| リクライニング調整 | 前後5段階 | 前後5段階 |
| ヘッドガード調整 | 8段階 | 8段階 |
| カラーバリエーション | チャコールグレー New! ブラウン | チャコールグレー ネイビー |
THE S(ザエス)ZGとZFの違い3選
フラットクッションでよりフラットに近い寝心地

新型「ZG」では新たに「フラットクッション」を採用しています
フラットクッションは赤ちゃんの自然な姿勢を保ち、ベッドのような快適な寝心地を目指した新しいクッションです

ZFまでのクッションは包み込むような形状でしたが、
車の座席の角度によっては「新生児の首が前に倒れて心配」という意見もありました
フラットクッションに内蔵の「インパクトブロック」が赤ちゃんの姿勢を支えつつ衝撃をしっかり吸収してくれるので、より快適な乗り心地を実現してくれます
フラットクッションの使用期間は新生児~最長で身長75cm頃(生後6か月~1歳頃)です
ZGは新型クッションで新生児からの寝心地がアップ
エッグショッククッション搭載範囲拡大で安全性アップ

コンビのチャイルドシートといえば「エッグショッククッション」
エッグショッククッションは「生卵を3m上から落としても割れない」高い衝撃吸収性が人気の高機能クッションです
ZGではエッグショッククッションがヘッドガードの中央と両サイドに搭載されています
旧モデルのZFでは生後6か月以降にヘッドクッションを取り外すと、エッグショッククッションの搭載範囲が減ってしまう点が残念なポイントでした
ZGでシート本体に内蔵されたクッションが増えたことで、何歳になっても頭部全体をエッグショッククッションが保護してくれる仕様になりました

より安全性がアップしました
体側についても両サイドのエッグショッククッション搭載量を10%増量
高機能クッションがお子さんの体全体を包み込んで、衝撃や振動から守ってくれます
ZGはエッグショッククッション搭載範囲が増えて何歳になっても安心
カラーがネイビー→ブラウンに変更


カラーバリエーションは2色のままですが、ネイビーがブラウンに変更されました
機能性の違いにこだわらない方は、車のボディや内装に合わせたカラーを決め手にするのもありです

店舗でも好きなカラーが決め手になるお客様は多いです
出産後は毎日のように使用するものだから、「好きな色の方が使うたびに気分が上がりそう」と思う方は一度通販サイトでカラーを確認してみてください
THE S(ザエス) ZGとZF共通のおすすめ機能7選
最新安全基準R129適合で高い安全性

「THE S」シリーズはすべてチャイルドシートの最新安全基準R129に適合しています
2023年9月から適応されている安全基準を満たしているので、側面からの衝突にも配慮された安心設計です

安全性が高いから安心です
ISOFIX取り付けで誰でも確実に取り付けできる

最新安全基準R129ではISOFIXでの取付が原則です
チャイルドシートの専用コネクターを車に内蔵されているバーに差し込むことで、チャイルドシート取り付け時のミスユース(取付が不完全な状態)を防げます
JAFの調査によると、従来のシートベルト固定では約25%の取り付けでミスユース(誤った取り付け)が発生しています
せっかく取り付けても万一の際に効果を発揮しないのでは意味がないですよね
ISOFIX固定なら固定は簡単なうえに正しく取付できているかがレバーの色でわかるようになっているので、誰が取り付けても確実に取り付けできます

ISOFIXなら確実に取付できるので、安心して運転に集中できますよ
セパレート構造で取り付け、付け替えが簡単

THE Sシリーズは取り付け、付け替えが簡単なセパレート構造
セパレート構造とは、シート本体とベースが分離できる構造のこと
本体とベースを分離できるので、分離できない一体式と比べて車への取り付け、取り外しが圧倒的に楽です
ISOFIX式チャイルドシートの平均的な重さは13~14kgとかなり重く、チャイルドシートを抱えて車に乗せるのは男性でも大変です
THE Sのベースは7.2kgなので一体式と比べると重さが約半分になるので、女性でも簡単に取り付けできます

本体がないことで視野も広く確保できて、本当に快適です

1台のチャイルドシートを2台以上の車でシェアする場合、一体式の場合は毎回取り外しと取付の手間が発生します
一方セパレート式の場合、シェアする車の台数分ベースのみを追加購入し、それぞれの車に取付ておくと、付け替えが本体の移動だけで済んで非常にスムーズ

2台以上の車でシェアする予定の方にはセパレート式が快適でおすすめです
トラベルシステム採用でどこへでも便利に移動できる

トラベルシステムとは、チャイルドシートとベビーカーを一体化または組み合わせて使えるようにしたシステムのことです
互換性のあるチャイルドシートとベビーカーを使用することで、赤ちゃんを乗せたままチャイルドシート本体をベビーカーに取り付けたり、室内に移動できるメリットがあります
トラベルシステムのメリット
眠っている赤ちゃんをシートに乗せたままベビーカーに移動できる点がメリットです
せっかく気持ちよく眠っている赤ちゃんも、抱き上げた途端泣き出すことが多いです
ママさん、パパさんとしては「このまま眠ってくれてたら…」と思う場面も
そんなときトラベルシステムならシートごと移動できるので、赤ちゃんが起こしにくくて便利

寝ている間に外出後の片づけができたり、ちょっと休憩がとれると
ママさん、パパさんにも余裕ができてうれしいですね
トラベルシステムのデメリット
互換性のある商品を使う必要があるため、購入するベビーカーが制限されます
トラベルシステムを利用するには、対応のベビーカー「THE S Go」が必要です

トラベルシステムに興味がある方は、ベビーカー購入もセットで考えましょう
ラクピタで乗せ降ろしラクラク

3つのラクピタ機能がスムーズな乗せ降ろしをサポートします

大変な乗せ降ろしを細かい機能たちがサポートしてくれます
リクライニングは前後5段階可能

リクライニング機能は後ろ向き、前向き共に5段階調整が可能
お子さんの成長や状態に応じて寝ているとき→深く倒してぐっすり寝かせてあげる、起きているとき→起こして景色を見せてあげると調整できます

セパレート構造上仕方ないのですが、個人的にはリクライニングレバーの位置が低くて隣の座席からの操作に少し不便さを感じました
ヘッドガード調整は8段階

ヘッドガードとは頭部を保護する顔周りの部品です
ヘッドガードの高さ調整は段階が多いほど細かく高さを調整できます

8段階あれば十分です
安全性がさらにアップしたTHE S(ザエス)ZGがおすすめ
今回は2025年10月に発売されたコンビのチャイルドシート「THE S ZG」と旧モデル「ZF」の違いを解説しました
マイナーチェンジによる変更点は以下の3点です
何を重視するかでオススメする商品は異なります
ZGがおすすめの方
- お子さんの快適性や安全性にこだわりたい方
- せっかく購入するなら最新モデルを購入したい方
ZFがおすすめの方
- 旧モデルでも十分ハイスペックで満足だと思う方
- 型落ちモデルとしての値下がりを期待する方
どちらを選んでいいかわからない方は、より安全性がアップした最新のZGをおすすめします
THE Sは0~7歳まで使えるロングユースモデル「THE S premium」も人気です
THE Sとの違いが気になる方は、こちらの記事でZFと比較しているので合わせてご覧ください
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コンビと並んで人気のメーカー、アップリカが販売しているセパレートシステム対応のクルリラとの比較はこちらで解説してます
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最後までご覧いただきありがとうございました







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