
マキシコシのチャイルドシートってどうなの?
チャイルドシート選びを始めてマキシコシを知った方も多いのではないでしょうか?
マキシコシは高い安全性を誇るオランダの人気メーカーで、国内に直営店「AIRBUGGY」が6店舗、直営店以外にもアカチャンホンポを中心に取り扱いが増えてきているので、チャイルドシートの利用者も年々増加しています
この記事ではマキシコシの0歳から使える人気チャイルドシート3モデルの違いを比較しながら紹介します
- パール 360 プロ
- マイカ 360 プロ
- ストーン

ベビー用品専門店で店長歴15年のしょぱがわかりやすく解説します
この記事を読めばマキシコシのチャイルドシート購入を検討中の方がどのモデルを購入すべきかわかります
マキシコシの特徴も理解できて他のメーカーと比較しやすくなります
結論、各モデルはこんな方におすすめです
パール 360 プロ
- 高機能なモデルがほしい方
- スライドテック搭載モデルがほしい方
- セパレートタイプで取り付け、付け替えが楽なモデルがいい方
マイカ360プロがおすすめの方
- 1番人気の商品を購入したい方
- スライドテック搭載モデルがいい方
- カラーにもこだわりたい方
ストーンがおすすめの方
- ベーシックモデルで十分だと思う方
- マキシコシのチャイルドシートを少しでも手頃に購入したい方
- コンパクトなモデルがいい方
この記事が少しでもあなたのチャイルドシート選びの参考になれば幸いです
マキシコシ 0歳かる使えるチャイルドシート3モデルの違い6選
マキシコシ チャイルドシート比較一覧表
| 商品名 | パール360プロ | マイカ360プロ | ストーン |
| 公式価格(税込) | 8万8000円 | 7万9200円 | 4万9500円 |
| 安全基準 | R129 | R129 ADACテスト good | R129 |
| 取付方法 | ISOFIX+サポートレッグ | ISOFIX+サポートレッグ | ISOFIX+サポートレッグ |
| 対象年齢 | 生後3か月~4歳頃 | 新生児~4歳頃 | 新生児~4歳頃 |
| サイズ(後ろ向き) | W43.2cm×D74.9cm×H62.3cm | W44.2cm×D72.9cm×H60.1cm | W42cm×D72cm×H86.5cm |
| サイズ(前向き) | W43.2cm×D66cm×H69.8cm | W44.2cm×D65cm×H67cm | W42cm×D64cm×H88cm |
| 重量 | 15.7kg シート 7.15kg ベース 8.6kg | 14.9kg | 14.7kg |
| セパレートタイプ | ◎ | × | × |
| スライドテック搭載 | ◎ | ◎ | × |
| リクライニング | 前後5段階 | 前後5段階 | 前後5段階 |
| ヘッドレスト調整 | 9段階 | 9段階 | 9段階 |
| カラーバリエーション | 4色 | 7色 | 2色 |
| 洗濯機丸洗い | ◎ | ◎ | ◎ |
パール360プロとマイカ360プロは乗せ降ろし快適
| 商品名 | パール360プロ | マイカ360プロ | ストーン |
| スライドテック搭載 | ◎ | ◎ | × |

乗せ降ろしのしやすさにこだわりたいなら、パール360プロとマイカ360プロがおすすめです
パール360プロとマイカ360プロはスライドテックを搭載し、乗せ降ろし時の腰への負担を軽減してくれるからです

スライドテックとはお子さんを乗せ降ろしする際にシートが手前側に最大17cm引き出せる機能です
赤ちゃんの乗せ下ろしはママさん、パパさんの腰に負担がかかります
お子さんの体重が増えるにつれて乗せ降ろしもどんどん大変になっていきます

私も何度も頭をぶつけました…
スライドテックがあればシートが手前に移動してくれるから、車に頭をぶつけにくく、腰への負担も少なくて済むのでママさん、パパさんに優しい機能です

車の利用頻度が高い方ほど乗せ降ろしも増えるので、スライドテックが活躍します
また狭い駐車場ではドアが十分に開けられず、乗せ降ろしがしにくいことも
そんなときでもスライドテックがあればシートを手前に引き出して乗せ降ろしできるから、ドアの開閉が不十分な状態でも乗せ降ろししやすいです

さらにパール360プロとマイカ360プロには肩ベルトと股ベルトが跳ね上がるオープンハーネス機能が搭載
乗せ降ろし時にベルトが邪魔しないから快適な乗せ降ろしをサポートしてくれます
乗せ降ろしの快適性を重視したい方にはスライドテック搭載のパール360プロかマイカ360プロがおすすめです
パール360プロはセパレートシステムで取り付けラクラク
| 商品名 | パール360プロ | マイカ360プロ | ストーン |
| 重さ | 15.7kg (シート 7.15kg ベース 8.6kg) | 14.9kg | 14.7kg |
| セパレートタイプ | ◎ | × | × |

取り付け・付け替えが不安な方にはパール360プロがおすすめです
その理由はパール360プロはセパレートタイプのチャイルドシートだからです
セパレートタイプのチャイルドシートとはシート本体とベースが分離する構造のチャイルドシートのこと
セパレートタイプはシートとベースが分離できるから、車への取り付け、取り外しはベースのみで操作できて非常に快適です
マキシコシのチャイルドシートは安全性・機能性が高い反面重いのが難点です
一般的なISOFIX式チャイルドシートの平均的な重さは13kg程度
| 商品名 | パール360プロ | マイカ360プロ | ストーン |
| 重さ | 15.7kg (シート 7.15kg ベース 8.6kg) | 14.9kg | 14.7kg |
今回の3モデルはいずれも15kg前後なので女性一人で取り付けるのは大変です
そんなときセパレートタイプのパール360プロなら取り付けはシートを外してベースのみでOK
ベースの重さは8.6kgだからシートとベースが一体式のチャイルドシートの約半分の重さで取り付けできます

ISOFIXコネクターの差し込み口も見えやすく快適です
2台以上の車でチャイルドシートをシェアする予定の方にもセパレートタイプがおすすめです
ベースのみを追加購入してそれぞれの車にあらかじめセットしておけば、チャイルドシートの付け替えはシートの移動のみでOK

チャイルドシートを2台買うより経済的です
腕力に自信がない方、2台以上の車でチャイルドシートをシェアする予定の方にはパール360プロがおすすめです
パール360プロの対象年齢は生後3カ月~
| 商品名 | パール360プロ | マイカ360プロ | ストーン |
| 対象年齢 | 生後3カ月~4歳頃 | 新生児~4歳頃 | 新生児~4歳頃 |
パール360プロの対象年齢は生後3か月からなので注意しましょう
パール360プロの対象年齢が生後3か月からの理由はベビーシートの後に使用する想定の商品だからです
0~15か月で使用できるベビーシート(ぺブル360など)を購入した方が、次に購入する商品としてパール360プロがあります

新生児用クッションをつけないことでコストダウンを図っています
新生児からパール360プロを使用したい場合は、別売りの新生児用クッション(税込7,700円)を購入できます
パール360プロを新生児から使うなら、別売の新生児用クッションを忘れずに購入しましょう
ストーンがコンパクト、マイカ360プロが低くて使いやすい
| 商品名 | パール360プロ | マイカ360プロ | ストーン |
| サイズ(後ろ向き) | W43.2cm×D74.9cm×H62.3cm | W44.2cm×D72.9cm×H60.1cm | W42cm×D72cm×H86.5cm |
| サイズ(前向き) | W43.2cm×D66cm×H69.8cm | W44.2cm×D65cm×H67cm | W42cm×D64cm×H88cm |

コンパクトなチャイルドシートならストーン、高さが低いチャイルドシートならマイカ360プロがおすすめです
ストーンは3モデルの中で横幅が最もコンパクト
差はわずか1~2cmなのでほぼ同じですが、車内が広くない車や隣にジュニアシートを乗せる方は少しでも幅が狭い方が空間を広く使えます
マイカ360プロが最も高さが低いので車高が低い車でも乗せ降ろしがしやすいです
チャイルドシートの高さは乗せ降ろしのしやすさに影響します

チャイルドシートと天井の間が狭くなるほど乗せ降ろししづらくなります
車内空間を少しでも広く使いたい方にはストーン、車高が低い車で使用予定の方には低設計なマイカ360プロがおすすめです
マイカ360プロは7色展開
| 商品名 | パール360プロ | マイカ360プロ | ストーン |
| カラーバリエーション | 4色 | 7色 | 2色 |



カラーバリエーションはマイカ360プロが7色展開で最も豊富です
チャイルドシートは汚れの目立ちにくさや車内へのなじみやすさからブラックやグレー基調のカラーが多いです
そんな中マイカ360プロは驚異の7色展開
ベーシックなブラックやグレーはもちろん、明るい色からシックな色まで豊富なカラーバリエーションで目移りしてしまいます

安全性や機能はもちろん、見た目のかわいさも大事ですよね
車の内装に合ったカラーがいい方や一味違うカラーのチャイルドシートが気になる方はカラーバリエーションが豊富なマイカ360プロがおすすめです
ストーンが最安値
| 商品名 | パール360プロ | マイカ360プロ | ストーン |
| 公式価格(税込) | 8万8000円 (ベース込) | 7万9200円 | 4万9500円 |
出費を少しでも抑えたい方にはストーンが最安値でおすすめです
3モデルの中で最も高いパール360プロよりほぼ3万円安く購入できます※公式価格の場合
その差はパール360プロがスライドテック搭載でセパレート式と多機能なためです
この機能がなくても十分と思う方はストーンでも快適に使用できます
セパレート式じゃなくてもいいけどスライドテックは使いたいという方にはマイカ360プロがピッタリです

あなたが求める機能と予算に応じて購入する商品を選びましょう
マキシコシのチャイルドシート3モデル共通のおすすめ機能
チャイルドシートの最新安全基準R129適合で安全性◎

マキシコシのチャイルドシートはすべてチャイルドシートの最新安全基準R129に適合しているから、安心して使用できます
最新安全基準R129に適合しているから側面からの衝突により配慮された設計になっています
中でもマイカ360プロはドイツのADACテストで高評価(good 2.2)を獲得しているからさらに安心です
ADACとは、ドイツ自動車連盟(Allgemeiner Deutscher Automobil-Club e.V.)の略でドイツ最大の自動車関連団体で、日本で言うJAFのような存在です
速度無制限区間を設けているアウトバーン(高速道路)もあり、安全性が重視されているヨーロッパでは、安全基準をクリアするのは当たり前で、さらに、消費者がより安全・安心かつ、使いやすいチャイルドシートを選択できるように様々な消費者テストが実施されています
その中でもADACは、特に厳しい条件で実施されている試験です
マイカ360プロは5段階評価中、上から2番目のgoodを獲得

厳しいテストでも高評価を得ているから、安心して使用できます
ISOFIX取り付けで誰でも確実に取り付けできる

今回紹介する3モデルはすべてISOFIX取り付けなので、誰でも確実に取り付けできます
従来のシートベルト固定では取り付け方に個人差が出てしまい、JAFの統計によると約30%のチャイルドシートにミスユース(誤った取り付け)が発生しているそうです
そこでミスユースを解消するために誕生したのがISOFIXです
ISOFIXは専用のコネクターを車に接続することで簡単に装着が完了します

正しく装着できているかが一目でわかるので、ミスユースが発生しにくく安心です
2012年7月以降に製造された車にはISOFIXが標準装備されているので、対応した車の方はISOFIX取り付けのチャイルドシートをおすすめします
4歳まで後ろ向き可能な設計で長く安全に使える

マキシコシのチャイルドシートは4歳まで後ろ向きで使える設計なので長く安全に使えます
新生児は進行方向に対して後ろ向きでチャイルドシートに乗せます
これは急ブレーキや衝突時の衝撃を背中で受けて分散させるためです
日本の最新安全基準R129では生後15か月または身長76cm以上になると進行方向に対して前向きで使用できます
一方チャイルドシート先進国ヨーロッパでは安全性を高めるために4歳まで後ろ向きでの使用が推奨されています
オランダ発のマキシコシもヨーロッパ基準でチャイルドシートを製造しているから、4歳まで無理なく後ろ向きで使用できる設計です

可能な限り長く後ろ向きの方が安全です
お子さんの安全性を重視したい方は4歳まで後ろ向きで乗れるマキシコシのチャイルドシートがピッタリです
後ろ向き、前向き共に5段階リクライニングでいつも快適

今回紹介する3モデルのリクライニングはすべて前後5段階でお子さんが快適な角度を常に保てます
ドライブ中はお子さんは寝たり起きたりを繰り返します
寝ているときはぐっすり寝られるようにリクライニングを深く倒します
起きているときはリクライニングも起こして会話したり、風景を見せてあげたりすることで快適なドライブをサポートします
リクライニングのポジション数はチャイルドシートごとに異なり、多いほど細かく調整できます
今回の3モデルはいずれも前後共に5段階調整可能で、十分なポジション数を確保しています

5段階あれば十分です
お子さんの様子に合わせて細かな角度調整をしてあげたい方にはマキシコシはチャイルドシートが合っています
通気性の高いパネル+クッションで汗をかいても安心

マキシコシのチャイルドシートはCLIMAFLOW機能で通気性に優れています
お子さんは汗かきなのでチャイルドシートも通気性が重要です
マキシコシのCLIMAFLOWは本体側面と背面にある換気パネルとクッション性のある高性能メッシュ生地が空気の循環を促進
体温調整が難しい赤ちゃんでも蒸れにくく、快適に過ごせます
とはいえ夏本番となるとチャイルドシートの機能だけでは暑さ対策は不十分
夏場は暑さ対策グッズをうまく使ってお子さんの体調管理をしてあげましょう
レビュー:マイカ360プロが一番おすすめ
パール360プロ

いい点
- スライドテック搭載で乗せ降ろし快適
- セパレート式だから取り付け、付け替えが簡単
イマイチな点
- 高額
スライドテックやセパレート式などの機能を備えており、お子さんはもちろん、ママさんやパパさんも快適に使えます
安全に関する機能も豊富で安心して使用できます
唯一の難点は高額なこと
新生児用クッションを追加で購入すると公式サイトの場合総額が9万円を超えてしまいます

予算を超えてしまう場合はネットで安く買えるところを探しましょう
予算に余裕があるなら高機能なパール360プロがおすすめです
マイカ360プロ

いい点
- スライドテック搭載で乗せ降ろし快適
- ADACテストで評価された高い安全性
- 7色展開で自分に合ったカラーが見つかる
イマイチな点
- 重たい
今回紹介する3モデルでマイカ360プロが1番人気で最もおすすめです
マイカ360プロはスライドテック搭載で乗せ降ろしの負担を大幅に軽減してくれます
日本より厳しいドイツの安全評価テストADACで高評価を得ているから安心して使用できます
カラーバリエーションはチャイルドシートの中では圧倒的に豊富な7色展開

他の人とは異なるカラーを選びたい方にも人気です
高機能な反面、本体重量が重いのが難点です
腕力に自信がない方、頻繁に付け替える予定の方はスムーズに取り付けできそうか事前に確認したうえで購入しましょう
近くにマキシコシの商品が販売されていない方は他メーカーの15kg程度のチャイルドシートで代用しましょう

チャイルドシートをずっと同じ車で使う予定の方は気にしなくてもいいです
スライドテック搭載の人気チャイルドシートをお探しの方にはマイカ360プロがおすすめです
ストーン

いい点
- コンパクト
- 再安値でコスパ◎
イマイチな点
- スライドテック非搭載
マキシコシの安全性が高いチャイルドシートを少しでも手頃に購入したいならストーンがおすすめです
ストーンは安全機能を搭載したベーシックモデルなので、シンプルで使いやすさは抜群です
コンパクトだから軽自動車や車内があまり広くない車でも快適に使えます
スライドテック非搭載なのが残念ですが、なくてもいい方はストーンが最適です
高機能→パール 人気→マイカ ベーシック→ストーンがおすすめ
今回はオランダの人気メーカー、マキシコシの0歳から使えるチャイルドシート3モデルを比較しながら紹介しました
3モデルの違いは以下の6点です
パール360プロがおすすめの方
- 高機能なモデルがいい方
- スライドテック搭載モデルがいい方
- セパレート式で取り付け、付け替えが簡単なモデルがいい方
マイカ360プロがおすすめの方
- 1番人気のモデルがほしい方
- スライドテック搭載モデルがいい方
- カラーにもこだわりたい方
ストーンがおすすめの方
- ベーシックモデルで十分だと思う方
- マキシコシのチャイルドシートを少しでも手頃に購入したい方
- コンパクトなモデルがいい方
どれがいいか迷ってしまう方には、スライドテック搭載で1番人気のマイカ360プロがおすすめです
不明な点な質問があればお気軽にお問い合わせください
お子さんの大切な命を守るチャイルドシート選びを全力でサポートさせていただきます
お子さんが生まれたら毎日のように触るチャイルドシート
チャイルドシートの使用感は日々の生活満足度に影響します
ぜひしっかり調べて納得したチャイルドシートでお子さんを迎えてあげましょう
最後までご覧いただき、ありがとうございました



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